RAD とは
RAD とは
ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)は、バレエの教授と指導に関する世界で最大の組織です。
RADは1920年、当時ヨーロッパで活躍していたデンマーク派、イギリス派、フランス派、イタリア派、そしてロシア派を代表するような偉大な踊り手達によって、創立されました。
バレエの水準を維持し、向上させるためには、これからの世代を担っている若い生徒たちを正しく指導しなければなりません。
バレエ教師も、その教授・指導法のあらゆる面について、必要な指導を受ける事が大切です。
若者の身体を丁寧に、こわさずにしっかりと育てていく、という健康的な理念に基づいた指導法となっています。
このRADの教授法は70カ国以上の国で用いられ、毎年世界中の約17万人以上の生徒達が「シラバス」(教授細目)に基づき試験を受けています。
教師の資格を取る試験も行われています。この「シラバス」で指導を受けた国ではどこでも、踊り手や指導法の水準が高まり、児童の親たちにとっても、責任ある職業的教師を選ぶ上で大変役立っています。
日本では、小林紀子バレエアカデミーにRAD日本支部があります。
RADを習得したダンサーは、小林紀子ダンスシアターの島添亮子さん、
新国立バレエ団の小野絢子さん始め、世界中のバレエ団・ダンスシーンで数多く素晴らしい活躍をなさっています。


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